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「ジャングリア沖縄」認知率は7割弱。開園1年で来訪意向率は2割弱に。

ジャングリア沖縄の認知度は約7割。行きたい人は2割に満たず|リサート調べ

マーケティングリサーチ会社「リサート」では、旬のトレンドや話題の出来事を調査しています。
今回は、昨年2025年7月25日に開業した「ジャングリア沖縄(JUNGLIA OKINAWA)」について首都圏の20~59歳の男女を対象に調査を実施しました。ジャングリア沖縄の認知率や利用意向などをご紹介します。

調査サマリー:ジャングリア沖縄とは?認知率、来訪意向、来訪経験はどれくらい?

2025年7月25日にグランドオープンした「ジャングリア沖縄」。USJのV字回復を手がけた森岡毅氏率いる株式会社刀関連会社プロデュースのテーマパークとして大きな話題を集め、開業前からSNSや報道で広く名前が知れ渡りました。開園から1年が経った今、首都圏の人たちはジャングリア沖縄をどれくらい知っているのでしょうか。そして、実際にどれくらいの人が行ってみたいと思っているのでしょうか。

マーケティングリサーチ会社「リサート」は、首都圏在住の20〜59歳の男女800名を対象に「ジャングリア沖縄認知と来訪意向に関する調査」を実施しました。

まずは、認知の有無・来訪の意向・来訪の経験の3つのフェーズにおいて、各テーマパークと比較して調査した結果をご紹介します。

ジャングリア沖縄の認知率は68.5%―開園1年で首都圏の7割弱が認知

ジャングリア沖縄の認知率(n=800)

「知っていて、行ったことがある」が7.3%、「知っている」が61.3%となり、合計68.5%がジャングリア沖縄を認知していることが明らかになりました。

テーマパークの認知・来訪意向・来訪経験の比較(n=800)

認知率は東京ディズニーリゾートや、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに劣るも、首都圏の7割弱が認知しています。その一方で、来訪意向を示した人は16.3%にとどまり、実際に来訪したことがある人は7.3%と一桁台でした。※来訪意向を示した人:来訪意向において「とても行きたい」「やや行きたい」計(TOP2)

開園1年でありながら首都圏の約7割が認知していることは注目に値します。SNSや報道による露出効果が大きく、特にマーケティングのカリスマとして知られる森岡毅氏プロデュースという話題性がメディア拡散を後押ししたことも要因として考えられるでしょうか。

ジャングリア沖縄の認知は、女性40・50代、男性30代が最も高く、男性20代が55%と最も低い

ジャングリア沖縄の認知率 男女×年代別比較(n=800)

性年代別に見ると、女性40代(76.0%)・女性50代(74.0%)・男性30代(79.0%)が上位を占め、いずれも7割強の認知を獲得しています。一方、男性20代(55.0%)・女性20代(61.0%)と、20代は男女ともに他の年代より認知率が低い水準にとどまっています。

続いて、実際のジャングリア沖縄の来訪経験率に着目すると気になる事実が見えてきます。認知率では低い傾向にあった女性20代(18.0%)が最も来訪経験が高く、次点で男性30代(16.0%)が続きます。認知後に実際に足を運んでいる層がこの2セグメントに集中していることが分かります。女性20代は来訪経験率が最も高い一方、認知率は女性の他年代より低い結果となりました。男性30代は家族旅行や森岡毅氏や株式会社刀のビジネスへの関心層の来訪が多かったのかもしれません。

なお、女性40代(1.0%)・女性50代(1.0%)は認知率が高いにもかかわらず来訪経験率が低く、ほぼ「認知のみ」という状態です。女性40代以上の来訪トリガーになる後押しが、あと一歩、必要かもしれません。

ジャングリア沖縄を知っている人の内、来訪意向を示したのは26.5%―「来訪意向の低い層」が計46.7%と大幅に上回る

ジャングリア沖縄の来訪意向 認知者ベース(n=490)

続いて、ジャングリア沖縄を知っていると回答した方に、今後の来訪意向を聞きました。

「とても行きたい」6.5%、「やや行きたい」20%で、来訪意向「行きたい」計(TOP2)は26.5%にとどまりました。一方、「行きたくない」計(BOTTOM2)は46.7%と「行きたい」計を大きく上回っています。

高い認知率(68.5%)に対して来訪意向は全体的に低く、知名度が来訪意欲に結びついていない実態が浮き彫りになりました。

ジャングリア沖縄―女性20代は約20%が「とても行きたい」

ジャングリア沖縄の来訪意向 男女×年代別比較(n=490)

あわせて、ジャングリア沖縄を「知っているが、行ったことがない」方を対象に、「来訪意向」も調査したところ、女性20代の来訪意向が顕著に高いことがわかりました。(女性20代「とても行きたい」19.0%)

前段の通り女性20代(18.0%)は来訪経験率が最も高い一方、認知率は女性の他年代より低い結果(61.0%)でもありました。ジャングリア沖縄は、20代女性向けの認知拡大施策やコミュニケーションを活発化させることで、来訪意向や来訪者数のさらなる増加につながる可能性があります。

来訪しない最大の理由は「沖縄まで行くのが大変」(44.7%)―コンテンツより立地・費用の壁

ジャングリア沖縄に来訪しない理由 来訪消極・中立層(n=360)

ジャングリア沖縄の来訪に積極的でない(消極的・中立)360名に、その理由(複数回答)を聞きました。

最も多かったのは「沖縄まで行くのが大変」で44.7%。次いで「料金が高い」29.2%、「沖縄では他の観光を優先したい」23.6%、「内容に魅力を感じない」23.1%と続きます。

上位2項目がいずれも「距離・費用」という物理的・経済的な障壁です。「内容に魅力を感じない」は4位(23.1%)にとどまっており、ジャングリア沖縄自体のコンテンツへの期待よりも沖縄へのアクセスが最大のハードルになっていることがわかります。

「住んでいる首都圏から遠くても行きたい!」と思えるようなコンテンツの充実や、交通・宿泊パッケージの充実、沖縄旅行のついでに立ち寄れる導線の強化などが今後期待されます。

まとめ

本調査より、ジャングリア沖縄は開園1年で首都圏の68.5%が認知しており、高い知名度を獲得していることが明らかになりました。一方で、来訪意向では、「行きたい」は26.5%にとどまり、「行きたくない」計を大きく下回っています。来訪しない最大の理由は「沖縄まで行くのが大変」(44.7%)であり、コンテンツへの不満(23.1%)よりも立地・費用の壁が大きいことが示されました。

首都圏での7割弱の認知率は、ジャングリア沖縄にとって大きなポテンシャルがあります。来訪障壁となっている首都圏からの距離・旅費・チケット等のトータルの費用・沖縄県内のアクセスの課題に応えるアプローチが、来訪意向の喚起と集客拡大の鍵となりそうです。

調査概要

調査手法インターネットでのアンケート調査
配信パネルFreeasy
調査期間2026年7月14日
調査対象首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)在住、20〜59歳 男女
有効回答800サンプル(男女各400名・年代均等割付)
調査主体リサート(インタビュールーム株式会社)
  • 小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
  • 本調査では市場の性年代構成比にあわせた集計(ウエイトバック集計)は行っていません。

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よくある質問

ジャングリア沖縄の認知率はどのくらいですか。

首都圏在住の20〜59歳の男女800名への調査では、68.5%がジャングリア沖縄を認知していました。内訳は「知っていて、行ったことがある」が7.3%、「知っている」が61.3%です。

ジャングリア沖縄に来訪したことがある人の割合は。

来訪経験があると答えた人は7.3%でした。年代別では女性20代が18.0%、男性30代が16.0%と高く、認知が実際の来訪に結びついている層はこの2つに集まっています。

ジャングリア沖縄に行きたくない理由で最も多いものは何ですか。

来訪に消極的・中立と答えた360名では、「沖縄まで行くのが大変」が44.7%で最も多く、次いで「料金が高い」が29.2%でした。距離と費用の壁が上位を占めています。

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引用・転載について

本文と、当社が作成した図表は、出典を明記いただければ引用・転載いただけます。事前のご連絡は必要ありません。

出典:インタビュールーム株式会社(リサート)
https://researto.com/column/survey-junglia-okinawa-awareness-202607/

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この記事を書いた人

畠 紀恵 | モデレーター

マーケティングリサーチ企業で12年、ベンチャーから上場までを経験。調査ディレクションやセミナー施策の立ち上げ、PR・広報、展示会・IR、株主総会の司会まで幅広く担う。現在はリサートでモデレーターやレポーティングを支援しながら、B2B企業の戦略立案からブランディング、実行支援までを一気通貫でサポートしている。

この記事の監修者

石崎 健人
石崎 健人 | 株式会社バイデンハウス 代表取締役

リサート所属モデレーター。外資系コンサルティング・ファーム等を経て現職。生活者への鋭い観察眼と洞察力を強みに、生活者インサイトの提供を得意とする。2022年より株式会社バイデンハウス代表取締役。2025年よりインタビュールーム株式会社(リサート)取締役。

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