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Z世代のニュース回避とインフルエンサー信頼|“専門家”が信じられない世代

Z世代のニュース回避とインフルエンサー信頼|“専門家”が信じられない世代

Z世代はニュースから静かに距離を取り、信頼の対象を専門家からインフルエンサーへ移しています。情報との付き合い方の変化を見ていきます。

ニュースへの関心が薄い

ロイター研究所の調査では、ニュースに強い関心を持つ18歳から24歳は35%で、55歳以上の52%を大きく下回りました。4割が時々ニュースを避け、難しさや自分に関係ないという感覚を理由に挙げています。Z世代全体の動きの情報接触は明らかに変わりました。

情報源はTikTokやインフルエンサー

若年層の半数以上がSNSでニュースに触れ、30歳未満の43%がTikTokを情報源にしています。新聞やテレビより、身近な発信者を頼る傾向です。リサーチの最新潮流を押さえるうえで外せない変化です。

“専門家”の再定義

医師や記者より、共感できるインフルエンサーを信じる傾向があります。ただし開示なしの宣伝には厳しく、64%が不信を示し、70%が発覚後に印象を下げると答えています。

信頼はどこで生まれるか

肩書よりも、正直さと一貫性。ブランドの発信もこの基準で見られます。消費者インサイトの捉え方が問われます。

Z世代の情報接触を確かめる

何を信じ、何を疑うのか。判断の理由は数字に出ません。定性調査で確かめることで初めて輪郭が見えます。

「ニュースは見ないけど、あの人の言うことは信じられる」。取材の場でそう話す方の言葉には、専門家という肩書きより、人としての誠実さを見ている感覚がにじんでいた。

出典 Reuters Institute 2025 / Fortune 2025 / eMarketer 2025

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よくある質問

Z世代はニュースを見ないのですか?

強い関心を持つ人は18歳から24歳で35%にとどまり、4割が時々ニュースを避けます。関心の低下が起きています。

なぜインフルエンサーを信じるのですか?

肩書より共感や正直さを重視するためです。ただし開示のない宣伝には厳しい目を向けます。

企業の発信で大事なことは何ですか?

正直さと一貫性です。専門性を主張するだけでは信頼されにくくなっています。

この記事を書いた人

石崎健人
石崎 健人 | 株式会社バイデンハウス 代表取締役

リサート所属モデレーター。外資系コンサルティング・ファーム等を経て現職。生活者への鋭い観察眼と洞察力を強みに、生活者インサイトの提供を得意とする。2022年より株式会社バイデンハウス代表取締役。2025年よりインタビュールーム株式会社(リサート)取締役。

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